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2015年6月20日(土)
雹害車について
今週月曜日に群馬県伊勢崎市でダウンバースト現象による突風と降雹が発生しました。例年この時期(5〜6月)は降雹の発生が多いのですが、気象予知の中でも雹は極めてゲリラ的で時間や地域の予測が難しいとされています。

伊勢崎のケースではゴルフボール大の大きさが観測されたようですが、この位の雹だとホント車がゴルフボールのようになってしまいます。事前対策はしっかりした屋根付きの車庫に移動するか、布団または厚手の毛布を車に掛ける位の事しかありません。業者さんなどでは農業用ネットを事前もしくは直前に張る場合もありますが、いずれも走行中や、駐車中でも突然襲って来る雹に即応出来る筈もなく100パーセントの対策は無理があります。

結果として雹害車という形で私どもデントリペア業に修理のご依頼がまいります。一般ユーザーさんよりもディーラーや板金屋さんからのご依頼が多いです。雹害車対策技術としてアメリカで発達したのがデントリペアですので、やはり雹には一番合理的な対処法なんですね。
2015年5月30日(土)
腹の立つ自動車税
今日郵便局に行って自動車税を納めてきました。 毎年5月になると気が重いのですが特に今年は「これでもか」とばかり嫌な事が2件も重なり本当に頭に来ちゃいます。

一つはグリーン化税制により初度登録から13年を経過したガソリン車は増税になったのですが、オジサンはどうしても納得がいきません。「古い車は環境に負荷を与える度合いが高いから15%増税する」 何とも理不尽で横暴な悪税でしょう!? 何がグリー化税制だ、人を馬鹿にして、ボッタクリ税制としか言いようがありません。

二つは5月初めに起きた関東陸運振興センター埼玉支部での税金横領事件です。陸運局に限らずどこのお役所にもある不祥事なので取り立てて問題視するのも何なんですが、ちょうど納税時期と重なったこともありオジサンにとっては腹の虫が治まりそうにない月となってしまいました。
2015年5月14日(木)
感性の数値化!?

前回に続き最近の日本車デザインについて。 巷ではネガティブな評が多いように見受けられますが、デザインの善し悪しは最終的に人それぞれの好みの問題、機能や品質のように評価を数値化しづらくどうしても言語による文学的表現になってしまうようです。

むかし品質管理の偉い先生曰く「君たちが○○のラーメンが美味いと言うけど俺には分からん、いろいろラーメン食べたが特に美味いと思ったことは無い」と。 その先生は「数字でモノを言え」が口癖で文学的表現はご法度でした。先生が味音痴だったかどうか定かではありませんが美味いを数字で表さないとジャッジ出来ないとおっしゃるのです。

品質管理において世界に冠たる日本の自動車メーカーです、各社共機能や品質において海外勢に勝つことはあっても負けることはないでしょう、しかし事デザインの話になると、昔ほどではないにしろ評価が一変するのは何故なんでしょう?、そこには数値化できない、あるいはすべきでない世界があるからじゃないでしょうか?。

2015年4月29日(水)
変だよ!車のデザイン

今まで、日本車のイメージと言えば主張に乏しく大人しいデザインが多かったように思いますが、とんでもない!、 近頃は襲い掛かって来るんじゃないかと思うような「おっかねぇ顔つき」の車がやたら目につくようになりました。

エコロジー、安全、省エネといった流行の謳い文句から私なんか勝手に「優しい姿」を想像しちゃうんですが、なんと驚いた事に歯を剥き出したエイリアンや不気味なアイアンマスクのオンパレードです。

近未来とか次世代の・・・・・というイメージを表現するとスターウォーズやエイリアンになってしまうんですかね!? まぁ一部の特殊コンセプトの車種ならあっても悪いことは無いですけど、高級車も普及車もセダンもミニバンも・・・・・・となると幾らなんでも頂けませんなぁ。

でもアベノミクスの円安誘導で国内はともかく輸出は好調のようで各社とも好決算だし、これくらいの面構えの方がドスが利いて輸出向けには良かったのかもしれませんね。ただデント屋のオジサンとしては国内が守備範囲なものですから、国内評価があまりよろしくないってのはちょっと気掛かりです。

2015年4月15日(水)
ガラ軽からの脱皮
今月から軽自動車税が大幅に上がります。自称「中小企業のオヤジ」の鈴木さん曰く「これは弱い者いじめだ」と、確かに大変なご苦労により今日の軽自動車があるわけで、おっしゃる気持ちは分からないでもありませんが此処はもうひと踏ん張り、中小企業のオヤジの心意気で乗り切って頂きたいと思います。

ところで「ガラ軽」と揶揄されるようになって随分経ちますが、最近の軽ってちょっとおかしくありません?。150〜200万もして小型車と逆転するような値段のものまで出現、デフレ脱却で単価を上げたいのは分かるのですが、不要不釣合いの装飾や機能をゴテゴテと盛り上げた「デコ軽」ならぬ「ゴテ軽」になっているように見えます、こんな状態では・・・・・!?。

少子高齢化でシュリンクして行く国内市場というタコ壷に嵌ったままの軽自動車では行く末が見えています。TPPに怯えることなく寧ろ世界に通用するような「新規世界標準の軽」を創り出して欲しいとオジサンは思うのですが。

デント屋のオヤジ如きからそんなこと言われなくても百も承知だよ!!。
御もっとも・・・・・。
2015年4月1日(水)
燃料電池車について考える
ガソリンエンジン車に取って代わる次世代のエコカーとして本命視されてきた電気自動車の影が薄い。トヨタのハイブリッドを横目に電気自動車で巻き返すと鼻息の荒かったゴーンさん、その後静かになっちゃってあれから随分経ちますね。

そんな折、空極のエコカーといわれる燃料電池車がまたまたトヨタから発売されました。電気自動車の話しはどこへやら、いつの間にか水素時代の幕開けときたものです。

でもどうなんでしょう、電気自動車が何年経っても未だに普及できない理由があるのと同様、燃料電池車もいくつかの難問を抱えているようです。普及の面から見たら後者の方がはるかにハードルが高いと言われています。

一方、あと○○年で枯渇すると脅され続けてきた石油資源が、新規油井やシェールガス・メタンハイドレード等の開発と低燃費車の普及で、逆に元気を取り戻しつつあるなど訳が分からなくなってきました。もしもCO2排出の抑制技術が新たに出てきたりしたら次世代型ガソリンエンジン車の到来だってあり得ます。

まあどちらにせよ長年ガソリンエンジン車に慣れ親しんだオジサンはそんなに先のことまで心配しなくても良さそうです。でもデントリペアの仕事だんだんやり難くなって来ましたね色々と・・・・!?
2015年3月15日(日)
「勿体ない文化」が壊れていく
ここ何年か小さな修理工場や板金屋さんを見かける事が一段と少なくなったように感じます。長引く景気低迷が一番の原因なんでしょうけど、その景気回復の為打たれた「エコカー減税」が零細な修理及び板金塗装業を窮地に陥れる形となってしまったようです。

新車販売に携わる方のメーカーやディーラーさんには光が当ったのでしょうが、後のアフター分野を受け持つ修理板金(勿論デントリペアも含まれる)はどうも影の部分になってしまった。そして何時ものことながら割りを食うのは体力のない零細個人業になってしまうんですね。

景気対策としてのエコカー減税は否定するものではないのですが、その一環で実施された平成21年の「スクラップインセンティブ策」は頂けません。「古い車は廃却しなさい、さもなくば増税」、「新しい車に乗り変えるなら減税、古い車を廃却して乗り換えたらもっと減税」と露骨なまでの旧車虐め。

景気回復の苦肉の策として新車販売を促進したいのは分かるが、古い車は悪かのごとき扱いは言語道断としか言いようがありません。エコだのグリーンだのと環境や資源保護を標榜するなら寧ろ旧車を優遇した方がトータルで見たら本当の貢献になるんじゃないでしょうか。世界からも評価されてる日本の「勿体ない文化」はどうなってしまうのでしょう!?
2015年3月2日(月)
目に優しいヘッドライト
此のところ齢のせいか対向車のヘッドライトがやけに眩しく感じられます。いやいや前方だけでなくバックミラーに反射する後続車のヘッドライトも同様です。わざとライトを上げている(中にはそういう人もいますが)様子はないのですが何故かやたらと眩しいのです。

当然よりよく見えるようにとメーカーさんは日々努力されていると思うのですが、ライトで照らされた側の目の安全や負担がどうなるかは、あまりセールスポイントにならないのか露出されたのを見たことも聞いたこともありません。

勿論車のライト類にはそれぞれ規制があるのでその基準内に収まっているんでしょうが、電球しか無かった頃と違いHIDLEDが当たり前になってきた今の時代、照射する側だけでなくされる側にも優しいライトの開発ができないものでしょうか。ライトの角度調整や上げ下げ操作をちゃんとやれば問題ないという人もいますが、なかなか言うが易しで出来ないんですね~。

デントリペアは蛍光灯の白色光を見つめっぱなしの作業なんで白い光には慣れているんですが(あまり目には良くないそうです)やはりHIDLEDのドギツイ白色光には耐えられません。ちょっと白内障が進行したのかな!? 優しいライトの開発、メーカーさんお願いしますよ。
2015年2月15日(日)
黒い車は疲れます

このところ黒い車のご依頼が続きます。ましてや鏡面仕上げの車だったりすると本当に疲れます。デントリペアの仕上がり確認は、斜め遠くから透かして見るのですが、黒等の暗色系はコンマ台の点や線でも良く視認できます。

しかし皮肉なことにヘコミに近づいて作業体制に入ると何故か見えなかったり見難かったりするんです。普通は逆ですよね、近づいて見た方が良く見えるはずなんですけど?。斜め遠くからの方が見易いならその位置で直せばいいじゃん!、確かにそのとうりで腕が23m伸びたらな~といつも思います。

「アレ!まだ歪が残ってる」しかたなく再度蛍光灯を当て目を凝らす「ウーン!おかしいな直ってるよな~」、「しょうがない、もうちょっと上げてみるか」、少し遠くから透かして再確認、「エー!まだ残ってる勘弁だな~」こんなボヤキとともに十数回の繰り返し作業です。膝や腰が悲鳴をあげます。

車の安全や地球温暖化の観点からも黒い車は好ましくないとされ、カリフォルニア州などでは黒色車規制法案を検討しているそうです。デント屋のオヤジとしては身体がキツイんで賛成したいのですが、白やシルバーの明色ばかりでは何とも味気ないし、それよりヘコミが目立ちにくい色の車ばっかりになったらデント屋廃業になってしまいますね・・・・どうしよう!?

2015年2月1日(日)
「グリーン化税制」って何?

平成26年度税制改正で13年以上経過の旧車に更なる課税が決まりました。自動車税も重量税もまた上がるわけで、大事に長く乗ってられる方にとってはもう踏んだり蹴ったりの仕打ちですね。デントリペアのお客様はリピーターの方が多く、大切に長く乗られているのですが、環境に負荷をかけるような乗り方をしているタイプではありません・・・・少なくとも私の知る限りでは。

環境配慮型税制を「グリーン化税制」と呼ぶのだそうですが、訳の分かったような分からないような言葉でごまかす極めて役人らしいネーミングです。「旧車は環境への負荷が大きいから増税する、嫌だったら新車を買いなさいエコカー減税で安くしとくから」言葉が悪くて申し訳ないですが、環境対策に名を借りた荒っぽい景気対策としかオジサンの目には映りません。

例え物であっても使う人の身体の一部、その人の人生に連れ物の寿命も千差万別でしょう。それを勝手な年数で区切りまるで罰金を掛けるがごときのやり方は悪制としか言いようがありません。これまだ車だからしょうがないで済んじゃうかもしれないけど、人に対しても同じような発想でやりかねないよね!?・・・・高齢者や後期高齢者なんて勝手な年齢で線引されて、環境への負荷が大きいから税金かけますよって言われる時代が来るかも・・・・あ〜怖っ!!

2015年1月5日(月)
「アッシー交換になります」

「アッシー交換で○万円になります」車検や修理の時ディーラーさんでよく耳にする言葉です。「エーッそんなに高いんですか、この部分だけ直せないんですか!?」、「はいアッシー交換になりますので」これってホントに嫌な言葉ですね。

アッシーとはASSYのことでassemblyを略してそう呼んでいるのです。要は複数の部品の集合体が1つの単位になっているので、1つの集合体をそっくり交換しますということなんですが?・・・・元々アフターパーツは高価格設定なのに、更に不要部分まで一式買わされちゃうので「ゲーッ」と驚くような値段になっちゃうんですね。

今の自動車はパソコンや家電製品と同じような開発そしてモノづくりになってきています。モジュール化とやらで新製品を早く安く生産できるのだそうだが、「アッシー交換」もその産物で功罪は立場見方によって大きく異なります。

整備、修理を重ねて「乗り潰す」なんて言葉も死語になってしまいますね。直せるものは修理して永く使う「勿体ない」の文化はどうなってしまうんでしょう。「パネル一式交換」でデントリペアも板金も出番が無くなり、今では見つけることも難しくなった鍛冶屋さんのようになるのでしょうか?・・・・う〜ん。

2014年12月15日(月)
3ナンバー増殖を憂う

軽の増加に加え3ナンバーがやたら目につきます。もっとも普通車(=3ナンバー)ですから数が多くて当たり前と言ってしまえばそれまでの事なんですけど、昔(少なくとも昭和の時代)は小型車(5ナンバー)が圧倒的に多かったものです。

バブルが弾けた頃だったかな〜 それまで小型車の車づくりにこだわると公言していたスバルさんに「あれ?宗旨替えですか!?」なんて思った時がありました。何を隠そう私もスバリストの端くれでしてレガシィには思入れがありますので・・・・。

話を本題に戻しますが、日本の住宅や道路事情の実態からすると小型車の規格くらいがちょうど良いんじゃないかと考えます。走行安定性、安全性、乗り心地、輸出との共通性等々、大型化せざるを得ない理由は山ほどあるでしょうが、インフラが追い付いてるのは高速や都心の一部だけでほとんどの地方が大八車の通行くらいしか想定していない大昔のままです・・・・まあ舗装だけは良くなったみたいですけど。

クレーンかなんかで車を上から垂直に降ろさない限り不可能と思われるような狭いスペースに神業の車庫入れ、車同士のすれ違いに両車ともドアミラーを倒しながらのニアミス走行、アメリカ人なんかだったらもう卒倒しちゃうでしょう・・・・おそらく!?

欧米に比べ雹害が少ない日本は狭いが故の接触によるヘコミが多いのでデントリペアにとっては有難いことなんですけど、やはり国情というかインフラにマッチしたサイズの自動車開発が今まで以上に望まれます。大きい車が高級、小さい車は低級の単純な開発パターンから脱却してもらいたいですが!?

2014年12月1日(月)
ゴールド免許、恨み節

忘れもしない5年前、反則切符を切られてしまい、やっと今月の免許更新で晴れてゴールド免許に復帰できそうです。5年って長いですね! それも反則金無し点数1のシートベルト装着義務違反、これ言ったら怒られるかもしれませんが、こんな小物違反でゴールド取り消され、保険のゴールド割引が5年間パーです・・・・すいません人間が出来てないものですから。

身から出た錆なんですが、どうも警察のやり口が納得できません。制限速度30㎞の田舎道の道路脇に隠れていて、しかもスピード違反ならまだ話しは分かるんですがシートベルト違反です。どう見ても楽な検挙方法でのノルマ達成としか思えません。

前国家公安委員長国安氏が警察の交通違反の取り締まり方は「取り締まりのための取り締まりになっている傾向があり、警察の信頼という視点からもちょっと疑問符がつく」と苦言を呈したが正にその通りだと思います。今度の山谷さんはどうなんですかね・・・・それどころじゃないかな!?

2014年11月15日(土)
一姫について考える

昭和3040年代頃だったと思いますが「一姫二虎三ダンプ」なんて言葉が流行った時期がありました。平成の現代では「一姫二若三老人」だそうで世の移り変わりが端的に表現されています。でも何ででしょう?二位三位は入れ替わりましたが一位は依然として女性が君臨しております。これって女性ドライバー人口の増加が原因だと思うのですが、偏見やヤッカミ感もあるみたいですね。

一デント屋の感覚としては、最近女性オーナー様からのご依頼が徐々に増えており、而もぶつけられたヘコミが多い男性と比べ、女性は自分でぶつけたケースがほとんどなんですね。圧倒的に駐車や車庫入れ時のヘコミです・・・・そうバックでのリアハッチ、クォーター周りのヘコミばっかり・・・・う〜んやっぱり女性は?。

10年以上も前になりますが「話を聞かない男、地図が読めない女」がベストセラーになりました。この本の中で性差による空間認知能力の違いが述べられていますが、これもまた一時期流行った血液型性格診断みたいなもんで確かな科学的根拠に裏打ちされているようには思えません。

何れにせよ危険な運転を順に並べるとしたら、直近では一藥二虎三老人と云うのが一番合っているんじゃないかとオジサンは考えますがどうでしょう?。



2014年11月1日(土)
イタ車の魅力

久々にアルファ159のご依頼がありました。この車、工業デザインの巨匠ジウジアーロの作だそうで評価はいろいろあるようですが、三連装のヘッドライトとにかく目立つカッコイイ・・・・オジサンも乗ってみたい!

ところでご依頼はボンネット中央に出来たヘコミなんですが、蛍光灯の照射角度を調整しているうちにふと目がボンネット前方に、あれ!?前端エッジ部分に10cm弱のタッチアップ痕を発見、塗装が剥げ易い部分ではあるのですが、それにしても素人がやったようなお粗末な仕上がりなのでオーナー様に伺ってみると、新車購入以来手を加えた覚えはないけど、あーここね!?・・・・と笑いながらさりとて気にも留めないご様子。

イタ車に限らず日本車でも新車のタッチアップ修理はアリです。お客さんが知らないだけで、と言うよりも分からないレベルに仕上げているからです・・・・偶に超神経質なお客様とのトラブルはあると聞きますが!? 日本のお客様は厳しいですからね、でも私デント屋なんでイタ車のオーナー様のように大らかなお客様ばっかりでも困るんです。了見が狭いもんですいません・・・・反省。

2014年10月14日(火)
デントリペアの泣き所
ご依頼の電話を頂いた時点でヘコミの状況をある程度お伺いするので、修理の可否を誤る事はほとんどないのですが、稀に作業に入ってから出来ないと分かる場合があります。「やってみないと分からないケース」これが一番の問題で、新たに作り直す板金塗装ではありえないデントリペアの泣き所でもあります。

年に一件あるかないかの確率なんですが、そのお客様にとっては100%の話で
「デントリペアは当てにならない」と評価され、タイトな日時の仕事だったりすると信用失墜どころかクレーム問題にもなりかねません。

一般のお客様直接の場合は事前に状況を詳しく聞けると同時に、問題がありそうな場合はその旨事前にお伝えしておくことができます。しかし販売店様からのご依頼などでは板金塗装と同じ感覚(出来て当然)でご依頼いただく場合があります。デントリペアをよくご存じのサービスフロントの方ですと問題ないのですが残念なことに未だ認知度が低く理解されていないケースがあります。そして運の悪い事にそういうお店に限ってややこしいデントが重なるんですね!!それ以来ご注文はいただけません・・・・泣き。
2014年10月1日(水)
実際より小さく見えるヘコミ その②
前回その①に続いてもう少し詳しくお話ししましょう。右の写真は蛍光灯がヘコミの上に映るように設置し斜めから捉えた画像です。

正面から見るとAの大きさで捉えられますが、斜めから透かすようにして見るとBの大きさまでが確認できます。蛍光管の線が曲がっている範囲が実際の大きさなのです。

衝撃によりヘコミが出来る際ドーナツ状に周りを押しのける力が働くため少し盛り上がる形でBが形成されるのです。池に石を投げたとき出来る輪っかと同じ原理です。



この火山の外輪山みたいな部分をきっちり落とさないで、Aだけいくら攻めてもヘコミは直りません。
2014年9月20日(土)
実際より小さく見えるヘコミ その①
デントリペアの基本料金はヘコミの大きさで決まります。従ってお電話でご依頼いただく際には必ず大きさをはじめその他状況をお伺いするのですが、実はこの大きさが問題でして、ほとんどのお客様が小さ目におっしゃられます。

「小さ目に言った方が安くなる」の人情からでしょうか?


いやそうではありません、ヘコミをほぼ正面から見る限り誰でも実際の大きさより小さく見えてしまうものなのです。画像のように直線状の物(電柱、家や塀の端等)をヘコミ上に映しこむ形で斜めから見ると実際の大きさが確認できます。「ゲェ!倍半分も違うじゃん!」・・・・そうなんです一度やってみてください。
2014年9月10日(水)
「ガラ軽」について考える
新車全体が振るわない中、好調を続けて来た軽自動が7,8と2ヶ月連続で対前年割れとのニュースがありました。消費税上げ後の反動予想がいよいよ現実になってきた感がありますが、短期的なアップダウンはともかく中長期的にはどうなっていくのでしょうか?

新車の4割が軽、地方に至っては5割を超えるところも、これはもう空前の数値で既に成熟期或いは衰退期に入ったとする見方があるのも当然と思えます。「ガラ軽」と揶揄されたりしていますが携帯電話のケースとはまあ似ている面もありますがちょっと違うようにも思えます。

日本独特の税制や規制の下ガラパゴス的に進化した軽ですが、その過程で生み出された徹底した軽薄短小の技術は地球環境や資源問題の対策手段としてエレクトロニクス化と併せて大きく貢献するでしょう。その時々の税制や規制の変化に馴化するどころかそれ以上に進化発展してきた軽自動車、これからも名を変え姿を変えてでも生き続けると私は思うのですが・・・・!?
2014年9月1日(月)
押してもダメなら引いてみな!
工具が入らない場所にヘコミができることがままあります。裏から突けないので苦肉の策として表から引っぱるわけですが、物理的に完成度が低くならざるを得ないのと塗装剥離のリスクを抱えています。私がスクールで習った頃からすれば技術も工具も進歩しましたが、やはり基本の問題点はクリアーになっていません。

数千円で買える引っぱりキットが通販で簡単に手に入るので結構売れているようです。完全に直らなくても我慢できるレベルの評価が多いようです・・・・値段が値段ですから!? デント屋さん達からは批判もあるようですけどDIYマーケットとしての地位を築いたといえます。

一方デント屋さんの中には引っぱりでどんなヘコミでも痕を残さず直せると豪語する神の手を持った方もおられます。デントリペアは数値にならないアナログの世界、凡人には及びようのない領域があることも事実です。
2014年8月22日(金)
納車前に・・・・あっ! 凹んでる
ディーラーさんからお電話です。「○○時までに納車しなくちゃいけないので直ぐ来てほしい」、担当の方の慌てている様子がうかがえます。納車の直前になってヘコミが見つかる、ここだけの話ですがよくあるケースでございます。

こちらも慌て緊張が走ります。ヘコミの場所、状態を確認すると、何とルーフに数か所と最悪の状況です。大型の高級車なので天井を下ろすだけでも数時間を要します・・・・とても納車時までに間に合いそうにありません。そこで私が伺うまでの間に、メカニックさん総掛かりで外してておいて頂くことになりました。

駆けつけると当該車の側には外した大小無数のパーツ類が展開図のごとく整然と並べられ正に壮観でした。工場長以下メカニック数人も囲むようにして見ております。物凄いプレッシャーです・・・・「これはちょっと難しいかも!?」なんて言葉はおくびにも出せない緊迫した雰囲気です。

ルーフサイドピラーに少しかかったヘコミが最後まで抵抗します。後もうちょっと突こうと構えている私に工場長さんが「もう良いんじゃない」とタオル、そう! もう時間がありません、組み付けの時間が無くなってしまいます。いつの間にかメカニックさんたちがまた周りに集まってきました。

いやはや気疲れの一語に尽きる1日でした。有難うございました。
2014年8月10日(日)
何でもASSY交換


デントツールのアクセスで、ドアなどの内張りを剥がす際に予め外さなくてはいけないパーツの1つにレギュレーターハンドルがあります。ガラスの上げ下げがオートになって今では一部の車種で見られるだけになりましたが、これが曲者でして脱着の際ダルマピン(右写真のΩ形のスプリング)が紛失し易いのです。

このダルマピン、ビスやクリップと同じで修理工場と名の付くところには大抵同じようなものがありますし、在庫管理されてなくとも工場の隅にころがっているものです。しかしディーラーさんでは写真左のASSY(パーツ単体ではなく複数が組み合わされた構成部品=1式)しか扱いません、それも取り寄せです。10円もしないようなバネ1つがハンドルASSYで何千円になります。

レギュレーターハンドル1式ですから大したことはないのですが、何万何十万円となるASSYパーツが内装関係だけでも多くあります。メーカーさんからすれば合理的な仕組みなんでしょうが、私みたいな古い者の「勿体ない、直せるものは直して使う」の考え方からするとちょっと納得し難いところがあります。

2014年7月30日(水)
日米デントリペア料金
 1/2    inch   約 1cm  $ 80
 1      inch   約 2cm  $ 100
 1-1/2   inch   約 3cm  $ 120
 2      inch   約 5cm  $ 150

アメリカのデントリペア料金ってどのくらいなのでしょうか? もちろん地域や個々によって違うのですが、大体この辺が平均かなと思われるサイズ別料金を表にしてみました。これは基本料金で他に税金約10%(日本の消費税みたいなもので州によって違う)がかかります。

パッと見ていかがでしょう・・・・安い!?  そう安いですよね、それにサイズが大きくなると割安の傾向があり、この表にはありませんが何十cmといったビッグデントでも結構こなれた値段になっています。

でもちょっと待ってください、私もそうなんですけど1ドルいくらで計算しましたか、たぶん100円でしょう。では200円で計算したらどうでしょう?・・・・日本の方が安いですよね!! アメリカの料金は為替レートが1ドル200円の時代からほとんど変わっていません。現在円安に多少振れているとは言うものの以前から見れば倍半分の円高なのです。

2014年7月20日(日)
眠れぬ夜に思う
このところ熱帯夜が何日か続いたせいでしょうか、近くのコンビニ駐車場からのアイドリング音が耳に付くようになってきました。元々エアコンを使う夏冬シーズンはどうしても増える傾向にあるのですが、どうもここ数年その音質音量が少し変わってきているように感じられます。

音が「高い」というか「けたたましい」感じがするんです。これって昨今の軽自動やディーゼル車の増加が背景にあるんじゃないでしょうか!? 両車ともにエコカーの花形ですが、改善はあるものの騒音に関しては構造的に弱点を抱えています。他車に比べるとどうしても「うるさい」特に深夜の差は歴然です・・・・眠れません!!

電気自動車でも燃料電池車でもいい、一般市場に普及しガソリン車に置き換わる位になるのは何年先のことだろう!? 枕元に常備の耳栓にはまだまだ当分の間は役に立ってもらうようです・・・・とほほ

2014年7月3日(木)
「夏場の大敵」ブチルゴム
季節がら雹害車のご依頼が入ってきます。天井を外すにはウエザーストリップ(右画像の黄色部分)をドア数分だけ外さないといけません。まあ夏場はゴムも軟らかいので引っ張れば簡単に外れるのですが、どっこい此処で厄介なことが起きるのです。

ウエザーストリップはブチルゴム(弱粘着性の隙間接着剤)がコーキングされた形でボディー枠に嵌め込まれているのですが、このブチルゴムが曲者でウエザーストリップを外す時納豆の粘々が糸を引くようにそれも線ではなく面でまとわりついてきます。


真っ黒いベトベトのゴム糊が手や体はもちろん内装パーツ類まで汚します。溶剤で落とせるのですが気をつけなくてはいけないのが内装パーツです。溶剤に耐えない材質または仕上げのパーツを汚してしまった場合拭き取れません。そう弁償になってしまいます。国産車だって高級車になるとアフターパーツは信じられないような高額を請求されます。デントの修理代よりも高くなってしまうことだって、あ〜 気力が萎えます!!
2014年6月25日(水)
デントリペアの生い立ち
日本ではデントリペアと略して呼んでいますが正確には Paintless Dent Repair で 「塗装しないでヘコミを直す」 の意味です。デントリペアの技術は元々ヨーロッパのメルセデスベンツで生まれたとされていますが、大きく発展させたのは自動車大国アメリカでした。

ご存じのようにアメリカはトルネード(竜巻)王国でもあります、その大きさや数からいったら日本の比ではありません。同時に発生しやすい雹も半端なものではなく大きく頻度も高いのです。こうしたアメリカ大陸の気象状況が理由となって、必然的にデントリペアが発達発展したと言われています。

日本にデントリペアが導入され未だ20年弱、アメリカと気象条件の違いなどもありなかなか認知度が上がらないのが現実ですが、地球温暖化によるとされる異常気象で降雹が以前に比べたら確実に多くなってきているように感じます。

雹害に合われた方にはお気の毒で何とも申し上げようがないのですが、せめて「安く・早く・修復歴なく」直すことができるデントリペアを覚えていただきご利用くださるようお願いします。デントリペアは雹害対策のために生まれてきたような技術です!!


2014年6月14日(土)
前向き駐車について
「前向き駐車でお願いします」の貼紙や看板、あちこちの駐車場でよく見かける光景です。「空ふかし禁止」や「アイドリング禁止」と一緒に掲示されている場合もありますね。

これらの注意や警告は近隣一般住宅への配慮?というよりポーズに過ぎないのが実態でしょう。駐車場の所有または使用者にとって、商売上の実害がない限り掲示に留まりそれ以上のアクションは起こしません。お客さんでもあるし、トラブルになりたくないからでしょう。

まあどんなに注意警告をしようが不心得の人は守らないのが世の常だと思うのですが、困ったことは真面目に守って前向き駐車した人が事故を起こしてしまうケースです。何回も何回も必死でハンドルを切り返した挙句ゴツン、出すときは後ろ向きなので更に危険、人身の可能性だってあります。

ですから前向き駐車が掲示されていても大抵が後ろ向き駐車になっています。
これは不心得者ではなく普通に本能的にドライバーが後ろ向きが良いと瞬間的に判断するからです。過小スペースに無理やり多くの駐車台数をレイアウトしていることが原因だと考えます。

デント屋としては原因はともかくお仕事を頂けるので何ともこれ以上は申し上げられず複雑な思いです。

2014年5月30日(金)
雹(ひょう)の豆知識
関東地方は昨日、埼玉、群馬、山梨の3県で降雹がありました。5月は1年の内で最も降雹が多い月ですが、今年は昨年に比べ少ないなあと思っていた矢先のことです。場所によっては2〜3cm位の大きさのものが降ったそうです。

ところで雹の大きさの表現なんですが、日本では前述のようにmmまたはcmで表します。5mm未満は霰(あられ)と呼ぶそうですが、普通は何mm或いは何cm位の雹といった言い方で一括りにしているようです。一方アメリカなんかだとコインとボールの名称で大きさを表現しています。「ニッケル」「クォーター}てな感じで数字はあまり使わないみたいです。霰を意味する英語もあるそうですが雹一本で表現されていて日本と似ています。

車の雹害に関しては5mm大くらいの降雹ならほとんどダメージはないと考えてもよいと思います。まあそれ以上1cmに近くなったあたりからちょっとヤバイかな・・・・てな所なんですけど、色んな条件がありまた重なったりするので一概には決められません。自然相手ですし難しいです!!


2014年5月11日(日)
駐車場を考える
ゴールデンウイークが終わり、途端にドアパンチのご依頼が増えてきたような感じです。スーパーやショッピングモールの駐車場でのケースが多いようですが、利用者のマナーやモラルだけを言ってみてもどうなんでしょうか?

構造的な自動車とインフラのアンバランス、それでも道路なんかは随分良くなってきたと思いますが、ちょと副次的な駐車場となると公でも民でも狭くてチープな施設になってしまいます。とにかく金をかけないことが目的のような日本の駐車場、狭い島国ですからしょうがないと言ってしまえばそれまでなんですけど、家だって車だってずいぶん立派で大きくなったじゃないですか!!

アメリカまでとはいかなくても、もう少し余裕のある駐車場にできないものでしょうか、駐車場法施行令なるものがあるそうですが、安心安全面からも基準の見直しをするべきと思います。もちろん大きさだけではなく質の面も忘れずに、日本はこの部分が弱い、ロープ張り砂利敷き駐車場のなんと多いこと、自動車大国 経済大国が聞いて呆れらー!! 暴言失礼

2014年4月18日(金)
車のプラスティック化傾向に思う

この6月に発売予定のダイハツ新型コペン、ボディを構成する各パネルが着せ替え方式になっていてデザインカラーを短時間で変えられるというユニークな車です。しかもボディパネルがドア2枚を除きオール樹脂製ときています、まあ使用材の云々は一般ユーザーにとってはあまり関心のない事でしょうが?、デント屋からすれば死活問題なのです。

エコロジー、省エネ、安全問題を考えると樹脂化に拍車がかかるのは避けられない傾向だと思われます。せめてドア2枚だけでも鋼板を残してくれたダイハツさんには感謝です。でも鋼板メーカーさん、樹脂メーカーに負けないで頑張ってくださいよ、プラモデルみたいな車ばっかりの世の中なんて・・・・お願いしますよ鋼板メーカーさん。

エレクトロニクス化、モジュール化、プラスティック化する自動車は「走る家電製品」みたいなものになっていくのでしょうか、アフターメンテナンスの世界も大きく様変わりして行くのでしょうね。   「モノを直して使う」から「交換、リサイクル」の時代なんですね・・・・ああ昭和が良かった!!

2014年4月1日(火)
内緒のデントリペア

早くも桜満開です。この季節になると思い出すお話を一つ、ずいぶん前になりますが某大学の体育会系○○部よりご依頼があり伺うと、部室のそばに鍵がかかった状態で一台の車が置かれていました。リアのドアからクォーターにかけて蹴りを入れられたような大きなヘコミが数か所ありました。

「う〜んこりゃ重症ですね・・・・ちょと見てみますのでキィーを貸してください」と私、「キィー無いんですけどダメですか?」キョトンとした顔の学生、これには私も閉口しました。小さなえくぼのデントならいざ知らず、それより何より修理依頼するのにキィーが無いなんて!!

よくよく話を聞いてみると車はコーチのもので出張中、部員の飲み会で悪ふざけが過ぎボコボコに、留守中に何とか直したいが時間がない、そこでネットで調べデントリペアなら何とかなると思い電話したとの事。気持ちは分かりますが車の持ち主さんの承諾なしに手を付ける訳にはいかないし、この様なビッグデントは表からの引き出し法だけでは直し切れないと説得し諦めてもらいました。

藁にもすがる思いでデントリペアに期待して頂いたのは有難いけど、こうゆうの本当に困るんですよね!!  往復80キロの長距離ドライブでした・・・・トホホ。

2014年3月13日(木)
除雪は気をつけて

2月の大雪から早やひと月が経ちましたが、家の日蔭部分に僅かな雪の塊がまだ頑張っています。

雪による被害で持ち込まれるデントといえば普通、空に面したボンネット・ルーフ・トランクリッドの3パネルに大体限られるのですが、珍しくドアの真ん中にできた5㎝大のヘコミのご依頼がありました。お話を伺うと落雪ではなく除雪の作業中、スコップの先が当ってしまったとのこと。

右上の写真を見てください、とにかく深い!!しかもキズを伴う3㎝長の折り目がくっきりと入っています。キズと折り目はある程度残ってしまうことを了解いただいた上で作業に入りました。右下の写真、蛍光管のラインが少し崩れている部分がどうしても消し切れませんでした。悪戦苦闘3時間、何とも納得のいかない1日でした。




2014年2月28日(金)
ワイパーは立てる立てない!?

2月14〜15日の関東地方は当初予報に反し100年に一度の大雪となりました。ここ狭山でも既に2週間経つのですが雪が解けないであちこちに残っています。

ところで天気の雪予報が出るとワイパーを立てて駐車する光景をよく見かけますが、これって効果の程はどうなんでしょう?巷で耳にするのは以下4つの防止効果です。

  ① ワイパーブレードとガラス面の凍り付きによる作動不能
  ② 凍り付いているブレードを無理に剥がそうとしてゴムエッジ部分の損傷
  ③ ワイパーブレードの曲がりや折損
  ④ リンク(モーターからワイパーブレードまでの伝達機構)の損傷

しかし立てたから必ずしも防止できる訳でもなさそうです。立てていても雪の量や質さらに車の形状によっては損傷を受けてしまう場合があります。
                      

上の画像はワイパーを立てていたばかりにとんでもない事になった1例です。ワンボックス型の車は要注意!!フロントガラスやルーフに積もった雪が立てたワイパー一本に崩落し、フロントパネルを貫通しているリンク回転軸が押し下げられ、パネルまで変形陥没してしまった例です。

こうなると諭吉さん5枚では済まないかも!?あくまでも私見ですがむしろワイパーを寝かせておいた方が結果良かったかもしれません。ワイパーとリンクの修正または交換だけで済んだかもしれないからです・・・・・ う〜ん難しいところですね!!


2014年2月16日(日)
黒い車は厳しい

このところ車種とは関係なく黒い車のご依頼が続きます。まあ元々白と黒の2大カラーがほとんどなので偶然と言ってしまえばそれまでの事なんですけど!?それにしても昨年の暮れ以来黒ばっかりです。立春を過ぎたので、もうそろそろ明るいカラーが混じって来てもいいかななんて勝手なことを思う今日この頃です。

「黒ばっかりで悪いかよ」ってお客様から怒られてしまいますね!!申し訳ありませんそんなつもりは毛頭ございません。実はキツイ作業がしばらく続いたものですから、つい愚痴が出てしまいまして済みません。

「黒に勝る色なし」黒はやっぱりキマル最強の色ですが、塗装として黒を見た場合いくつかの問題もあります。その一つが、そう皆さん良くご存知の「汚れが目立つ」です。この特性はキズや歪みにも当てはまり、微細な凹凸でも逃さず映し出します。デントリペアの出来具合(修理痕の視認)でも同様、白やシルバー色では分からないような修理痕が黒では見えてしまうんです。

通常であれば問題ないのですが、難易度の高いヘコミ形状やハイテン(超高張力鋼板の略)などの悪条件が重なった時に修理痕が僅かに残ってしまう場合があります。キツイ仕事になるのは当然ですが、追い込んで追い込んで最後、髪の毛ほどの影が消せないなんて時、精も根も尽き果ててしまいます。
 わがまま言うようですが白やシルバー色のお車も是非ご依頼いただくようお願いします。


2014年1月31日(金)
困りものです「ハイテン」

近年、車は燃費向上とCO2削減のため徹底した軽量化が展開されました。その中で大きく貢献したのがハイテン(High Tensile Strength Steel=高張力鋼の略称)の技術進歩にあると言っても過言ではないでしょう。今では超ハイテンから超超ハイテンまで進化を遂げ、結果として一昔前では考えられないような鋼板の薄肉軽量化が実現できるようになりました。

しかし如何に強いハイテンでも板厚を薄くするので、製品として外板パネルに出来上がった時どうしてもペコペコ現象が出てしまうんですね!!

ドイツ車や国産でも高級車は「鉄板が厚くていい」なんて自慢気に言っていた時代は過去のものになっています。最近の車のボンネットやドアを触ってみたら分かりますが、伝わってくるのは軽自動車を思わせるようなペコペコ感です。オッと間違っちゃいけないので捕捉しますが軽自動車だってハイテンを使っています。

ところで前置きが長くなってしまいましたが、このハイテンのペコペコがデント屋にとっては非常に困りものでして、運悪く難易度の高いヘコミだったりすると修復しきれないケースが出てきます。板金屋さんも大変です従来の設備や工法では対処できず苦労されています。ディーラーさんはどうでしょう、「パネル交換しましょう」で済んじゃいます。

メーカーさん「アフターメンテナンスまで考慮したエコロジー」で開発していただけないものでしょうか!?

2013年12月18日(水)
自動車税制改正に思う

この頃のテレビコマーシャルはエコカーのオンパレードといった感があります。お国のエコカー減税に大きく後押しされ、自動車国内市場は活況を取り戻しつつあるようです。

環境性能の良い車を普及させる自動車税制のグリーン化が功を奏したとも言え結構なことなんですが、2014年度自動車税制改正では一転事もあろうに、エコカー減税分を旧車に増税負担させようと言うのです。旧車は環境負荷が大きく反エコロジーの悪者であると言わんばかりです。

燃費の良さだけで環境負荷が云々されるほど単純でない事ぐらい今時子供でも分かる話です。旧車を捨て新車に乗り換える事での経済効果が目的なのは痛いほど理解できますが、それでは使い捨てバブル景気の以前に戻ってしまうのではないでしょうか。

勿体ない 直せるモノは修理して使う モノの寿命を全うするまで使う これがモノづくり本来の姿であり人や環境に対しても一番やさしいことだと私は考えます。デント屋のオヤジが偉そうなことを言ってすいません。


2013年11月30日(土)
デントリペアの寒さ対策

いよいよ明日から師走です!! 寒くなりました。毎年この時期になると移動巡回車に電気ストーブを積み込みます。仕事柄、夏暑く冬寒い作業環境は致し方ないのですが、寒さ対策だけは怠るわけにはいきません。

デントリペアは作業上、熱源を必要とする場合が多々あるので季節を問わずヒートガンは常備しているのですが、据え置き型のストーブの方が使い勝手が良いことがあります・・・・・実は寒い時、自分も温まれるし?。

熱利用の主目的は鋼板および塗装膜を温める事にありますが、特に冬場で問題なのが内装樹脂パーツ類の脱着作業です。樹脂が硬化し脆くなっているので外れ難く割れてしまいます。低年式車などは経年劣化と相俟って非常に危ない状態でうっかり手を付けられません・・・・バリーン!泣き?。

2013年11月9日(土)
デントリペアを阻む障害物

デントリペアのご依頼で一番多いのはやはりドアパネルに出来たヘコミです。俗に言う「ドアパンチ」によるもので最近ますます増えているように感じられます。ショッピングセンターや娯楽センターが郊外型の大型施設にどんどんなっていく一方、土地の狭い日本の悲しさで駐車場の1車当たりのスペースは狭いままなので当然の成り行きとも言えるでしょう。

ドアパネルに出来たヘコミ修理は楽といっては語弊がありますが、構造的に余り手を取られないため短時間で済むことが多いのです。従いましてドアパンチのお仕事が多いのはむしろ歓迎なのです・・・・ごめんなさい!?。しかしこれは過去のお話で昔と違って今はドアパネルの裏側は障害物でいっぱいで、手間もかかるし思わぬ苦戦を強いられることが多くなりました。

ドアの内張りを剥がし裏側を見る事など一般の方ではほとんどないと思いますが、実はこんな風になっているのです。作業を阻む障害物の筆頭がインパクトビーム(黄色矢印)、次いで制振シート(赤色矢印)でしょうか、この二つでパネル面積の三分の二を占めてしまうような例も珍しくはありません。








2013年10月25日(金)
デント屋泣かせの軽自動車

軽自動車が売れています。新車登録台数のうち40%近くが軽自動車で占められるとのことです。軽自動車メーカーにとっては結構なことなんでしょうが、普通車はもちろん両方やってられるメーカーにとっては頭の痛い問題なんでしょう!?
さて私どもデント屋にとってどうかと申しますと、これがまた痛し痒しのところがあります。デントリペアの場合、これまでどちらかといいますと普通車のご依頼が圧倒的に多かったのですが、ここ数年は目に見えて軽のお客様が増えてまいりました。

実は軽自動車の鋼板は比較的薄いこともあって、ヘコミを直す作業自体は普通車の厚い鋼板に比べ容易つまり楽に出来ます。しかしこれは浅いヘコミに対して言えることで、深いヘコミの場合は鋼板が薄いため伸びきってしまい絞りが効かず100%復元が難しくなってしまいます。また鋼板が薄いので同条件の衝撃でも軽は普通車に比べ深いヘコミになり易いともいえます。

軽自動車のご依頼が多くなってから、一見大したことないヘコミに手こずり悪戦苦闘するケースが多くなりました。普通車なら問題なく直せる程度の浅いヘコミでも、軽になると全く異質で直しきれない場合があります。国内の自動車不振の中、軽自動車だろうがお仕事をもらえるのはありがたいことです。でも本音では普通車のお仕事が増える方が望ましいのですが・・・・!?

2013年10月7日(月)
内視鏡みたいなデントリペア

人間ドックで胃カメラをうけてきました。昔は「太いうどんを飲み込むようなものです」のうたい文句に、「嘘言え?!こんな太いうどんが何処にあるかよ」と文句をつけたくなるほど太かったチューブですが、最近ではホントに細くなり鼻から挿入するタイプもあるんですね。

ベッドでモニター画像を眺めながら「デントリペアの作業そのものだな」とあらためて感心してしまいました。人体の管腔内にカテーテルやファイバースコープを挿入しての操作、片やミリ単位の隙間や穴からワイヤーツールを挿入しての操作、ただし一点だけ大きな違いがあります。それは目視方法にあります。

デントリペアはパネル(鉄やアルミの板)の裏側にデントツールを挿入し操作するのですが、目視確認は表側から行います。もちろん裏側を直接覗き込んだり中にはファイバースコープを利用するデントマンもいらっしゃいますが、これはツールアクセスのためで、基本的にはパネルの表面変化を目視することで直していく技法です。口では簡単ですがこれがなかなか難しいのです。


2013年9月14日(土)
亭主居ぬ間にデントリペア


奥様のご依頼でよくあるのが、ご主人がお勤めで家に居られない時の修理です。ご主人に知られたくない・・・?  はい!よく分かりますよそのお気持ち、私だって昔何度か続けてぶつけてしまった時など、女房に知られないでどう直すか苦慮したもんです。

ディーラーや板金塗装に出すと車の預け入れや修理日数で事が公になり発覚し易くなってしまいます。デントリペアなら密かに短時間で何事も無かった事にできるのです。しかも口は堅く料金は安いときています。

しかし女性の場合、自車が動いているときに物にぶつけるケースが多いようで、特にバック時の後ろ周りです。加えて軽自動が多く鉄板が薄く延びやすいので修理が難航することがしばしばあります。隠密裏の仕事ですから直らないでは済まされません、時間の制約も厳しいです・・・焦ります。


2013年8月27日(火)
車の隙間が無くなっていく !?


デントリペアはひょう害車やその他特殊なケースを除き、周辺パーツを出来るだけ弄ったり分解したりしないでヘコミを直すのが基本です。車への2次的ダメージ防止と作業時間の短縮が計れるからです。内視鏡手術みたいなものと思っていただいたら良いでしょう。

そのためにはツールを挿入し動作させられる最低限の開口部や隙間・内部空間が必要なんですが、とどまることない環境対策、安全対策、防犯対策の結果、最近の車はパネル空間が多くのユニット・パーツ類で埋め尽くされています。この傾向は今後ますます強まるでしょうし、デント屋泣かせですね・・・。

電話で見積りや修理の可否を予めお話しするのですが、見込みと違いツールが使えず現場で慌てる事があります。納車時間に制限がある場合などそりゃ~もう頭の中がパニックですよ。

2013年8月13日(火)
デントリペアとの出会い!!

アメリカに行って間もない頃、ショッピングモールで買い物を終え車に戻ったところ、小さな紙切れがリアバンパーに貼ってあります。そこには 「Sorry, I bumped your car. Please call me 111-222-3333 Barbara 」と書かれていました。

見てみると確かに小さなヘコミができていました。私は感激しました、正にアメリカの正義を見た感がありました。日本のスーパーの駐車場だったら果たしてどうなっていたでしょうか!?

ところで実はこの時の修理が、私と 「デントリペア」 の出会いになったのです。板金塗装しか知らなかった私にとって大変衝撃的でした。


2013年7月29日(月)
風が吹けばデント屋が・・・


「風が吹けば桶屋が儲かる」の例えではないですが、デント屋も修理のご依頼が多くなります。最近の異常気象による影響でしょうか!? 自動車販売店様からの依頼で目立つのが、強風に煽られてのぼり旗が倒れたり飛ばされたりして出来たヘコミです。

自動車に限らずありとあらゆる販売業で使われているのぼり旗、安くて目立つ一番の販促ツールなのでしょうが、以前から交通障害や町並み景観の問題が指摘されています。

一個人として言わせてもらえば、のぼり旗の問題は高度成長期ならともかく今の日本には相応しくない事だと思います。← 偉そうに、しかしデント屋のオヤジとしてはいささか複雑な思いです。だって風とのぼり旗のお陰でお仕事が・・・!?



 

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